記事② 美姿勢・美脚の定義とニュートラルアライメント


    ※この記事はH20年に書いたものを、H29年に加筆・修正したものとなります。


    みなさん、こんにちは
    骨格ラインから美しい身体をつくる美姿勢・美脚スペシャリスト@Sadaです。


    皆様にとって、「美しい姿勢」や「美脚」とは、どのように定義されるものでしょうか?恐らくボディメイクという観点で見ていくと、個人個人の意見や好みがあり、その定義は人によって差がでてしまう曖昧なものだと思います。


    ただコンディショニングという観点において見ると、この部分の定義が曖昧ですと、姿勢改善や痛み改善において、効果のあるプログラムが立てれなくなる可能性が高くなります。なので、まず必要な要素として「美姿勢・美脚」の定義は、解剖学的な観点から、誰もが納得できるものである必要があると考えます。


    ということで、その観点から「美姿勢・美脚」を定義していくと
    =============
    ■ニュートラルアライメント
    =============
    と言われるポジションが、専門家の誰もが納得できる定義になるのではないでしょうか?
    ( ゚Д゚)ナットクー


    この「ニュートラルアライメント」とは、重力に対して、ほぼ骨格だけで効率的に身体を支えることができる姿勢であり、筋力をほとんど使わなくても真っ直ぐに立つことができる姿勢なのです。


    筋力をあまり使わなくてもよいということは、身体への負担が相当軽くなるということであり、ということは、「ニュートラルアライメント」が取れる身体は、当然ですが、肩こりや腰痛なども起きにくい身体だと言えるのです。


    では、その「ニュートラルアライメント」とはどんな姿勢なのか?ここを明確にしておく必要があります。

    生まれつきの骨格形状の違いにより多少の個体差がでる部分もありますが、基本的には下記のニュートラルポジションを基準として覚えてもらえれば大丈夫です。まずはエクササイズポジションとして多く使われる仰向け姿勢での説明となります。

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    【基本となるニュートラルアライメントの基準】 

    ・股関節軸-膝関節中央-第2中足骨が真っ直ぐ
    ・左右ASISと恥骨を結んだ三角ラインが床と平行
    ・腰椎部に手のひら一枚分の隙間
    ・第10肋骨背面が床に軽く触れている
    ・ASISと第10肋骨弓を結んだラインが床と平行
    ・剣状突起と左右の第10肋骨弓を結んだラインが80度~90度
    ・胸椎3番くらいまでが床につく、胸骨柄が胸椎3番の高さ
    ・顔の面が床と平行
    ・顎下が90°程度

    ※下肢に関しての詳細は、また今後、美脚の記事に合わせて書いていきたいと思います。


    ピラティスなどではエクササイズが仰向けから始まることが多くあります。そしてこの時にニュートラルアライメントが取れているかどうかをチェックすることは、そのまま姿勢の歪みをチェックすることにつながるのです。

    またエクササイズによりますが、動作時に、このニュートラルアライメントがどのように崩れるのかを見ることは、そのままクライアントの各部位の機能評価をすることにもなるのです。

    という訳で、ニュートラルアライメントという絶対的な指標を持つことは、姿勢を改善するトレーニングにおいては絶対必須となります。ニュートラルを知っているだけでも、セッションの効率はすごく上がるということなんですよね。



    次は立位のニュートラルポジションです。先程の仰向けの指標がそのまま立位でも使われるのですが、詳しくはセミナーにてご確認ください。立位などの抗重力姿勢においては、それにプラスして、身体重心線が適切に整っているかも見る必要がでてきます。一応基準は下記の通りになります。

    身体重心線 



    ■前額面(前方)
    ①左右の足関節の中間点
    ②左右の膝関節の中間点
    ③恥骨結合
    ④剣状突起
    ⑤胸骨柄切痕
    ⑥上唇
    ⑦眉間


    ■前額面(後方)
    ①左右の足関節の中間点
    ②左右の膝関節の中間点
    ③臀部の中心点
    ④S2棘突起
    ⑤T2棘突起
    ⑥後頭骨中央


    前額面上では、上記のポイントが身体の中心線上にあり、骨盤・胸郭・頭部の左右への移動や傾斜がない状態がニュートラルとなります。その他に矢状面においては


    ■矢状面
    ①外果のやや前方
    ②膝関節のやや前方(膝蓋骨のやや後方)
    ③大転子
    ④肋骨側面中央
    ⑤肩の中心(腕を体側につけた時)
    ⑥外耳孔


    上記のポイントが床からの垂直線上に並んでいる状態がニュートラルとなります。


    昔から各種専門書にも載っており、ほとんどの運動指導者は一度は目にしたことがある指標だと思います。ただ姿勢分析や動作分析においては、この指標を基準として様々な評価がされていくことになるので、徹底的に評価・修正ができるようにしておくことが基礎力アップのポイントだと言えます。


    私のセミナーではかなりこの部分は繰り返しお伝えしております。基本的だけれどもとても大事なポイントになりますので、「もう聞き飽きたよ」と言わずに毎回お付き合いくださいませ。
    ( ゚Д゚)ダイジナンデス

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