胸郭分離2 ~ヘッドコントロール サイド~

    今回は側屈での胸椎・胸郭の分離運動です。
    基本的な考え方は、前回と同じで、胸椎3番から動きを意識して、頭部・頸部の動きを行ないます。

    【ヘッドコントロール サイド】
    ヘッドコントロールサイド
    ■エクササイズ
    ①座位や立位にて体幹のニュートラルをキープ。
     インナーユニットの収縮は保ちます。
    ②胸骨柄を胸椎3番レベルまできちんと引き上げてキープ。
    ③体幹の安定を保ちつつ、胸椎の3番からを意識し頸部を左右に側屈。
    ④胸椎1~3番の動きを感じながら、ニュートラルに戻す。


    ■ポイント
    このエクササイズは、胸椎・上部胸郭の左右側屈の分離を目的とします。

    屈曲・伸展と異なり、かなり明確に可動部位を感じることができます。
    必要に応じて四指にて胸椎1番~3番の棘突起を触診し動きを確認してください。

    右側屈の場合は、胸椎1~3番の棘突起の左側に伸び感。
    左側屈の場合は、同様に右側に伸び感を感じます。

    ここでは極力純粋な胸椎の側屈が起きるように動きを制御して行ないます。


    ■アドバイス
    代償運動などのエラーパターンとして、以下の動きがよくでます。

    右側屈時に上部頚椎が左側屈。
    ⇒頸部のカップリングモーションは、右回旋・右側屈、左回旋・左側屈の同側パターンでおこります。
    これは屈曲位・伸展位でも変わりません。
    しかし連動パターンは最後に行ないますので、ここでは頸部の動きは意識的に固定して側屈してください。

    ここでの代償運動パターンは「胸郭分離4 ~ヘッドコントロール コーディネーション~」にて説明していきます。
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